最近、オーガニックの証明書をホームページに掲載して、自社販売商品が有機栽培、無農薬商品であることを宣伝しているマカショップが増えましたが、証明書は本当に信じられるものなのでしょうか?
その証明書ですが、日本の有機JASや海外のSKAL、その他オーガニック認証機関の証明書は、認定番号の箇所以外、中に書かれている内容などはほとんど同じですから、他社のオーガニック証明書の認定番号を消し、それを販売サイトに掲載している場合もあるのです。認定番号を消してしまえば、認定番号で追跡調査することは出来ません。つまり、実際にはオーガニックの証明書など取得していないのに、オーガニック認証を取得しているように装うことも可能なのです。
これは子供騙しのようなことですが、今までこの方法が通用していたのです。消費者は掲載されている証明書を見て安心だと思ってしまう人が多く、認定番号まで確認する人はほとんどいないからです。
したがって、オーガニックの証明書を幾ら掲げていても、認定番号が読み取れなかったり消してあるものは信用できません。
※有機JAS証明書の場合、上から四行目の右端当たりに認定番号が付されています。
下記は、SKAL証明書。上から四行目の右端(青矢印参照)に所有者認定番号が入っています。上から六行目(赤矢印参照)に社名が入っています。
JAS法は、スーパーなどの店頭販売を想定して作った法律のため、ホームページ上の広告には罰則はない。偽の証明書や他社の証明書を掲載していてもJAS法違反になりません。
仮に、その証明書が本物だったとしても、証明書にはオーガニック商品であることを証明する法的な効力はありません。また、中身のすり替えも簡単にできるのです。消費者は、それを知るすべもなく、業者に報告の義務もないのです。このようなことから、サイト上に掲載されているオーガニック証明書は信用できません。
数日前にネットで、米、野菜、果物、小麦、豆類などの有機(オーガニック)商品を販売している複数のショップを見てみたのですが、ほとんどのショップが有機JASマークが付いた商品画像を掲載しているだけで、オーガニック証明書を掲載しているショップは少数でした。これは、サイト上に証明書を掲載しても何の証明にもならないからなのです。
マカの場合、低地で化学肥料や農薬を使用して栽培されているものが出回っていることから、「オーガニック」の表示は、消費者が商品を選ぶ大切な基準の一つですが、それを逆手にとった偽装表示、業者のごまかしは後を絶ちません。
実際には、オーガニックの証明など取得していない、有機JASマークも付けていないのに、認定番号や社名の箇所を消した証明書を掲載して「オーガニック・有機マカ」と謳って販売している業者も存在します。
昔から商行為には、誇張とごまかしがつきものでした。
「証明書で消費者を欺こうとすれば簡単だ」と元悪徳業者は指摘する。
過去に数多くの偽装表示が発覚して問題化したため、有機JAS法は、ごまかしの利かない仕組みを作ったのです。それが有機農産物に付される有機JASマークなのです。有機JASマークが付されたマカ商品は本物のオーガニックマカです。
有機JASマークを付けるには、厳しい基準をクリアしなければならないし、それなりにコストもかかりますが、有機JASマークを付けてこそ、本当の安心安全を謳うことが出来るのではないでしょうか。
最近では有機マカの需要増大により、ペルーでは偽の有機認定マカも販売されるようになっています。日本の輸入販売会社も知らずにそのような偽の有機認定マカ原料を輸入しているのです。それらのマカは日本で有機JASマークは付けられませんので、サイト上でオーガニック証明書を掲載してオーガニック認定マカ(JASマークは付いていない)として販売されています。このような現状を考えると、今後ますます、商品に付された有機JASマークが安心の目安になるといえるでしょう。
有機マカ、オーガニックマカとは