マカのグルコシノレート含有量について
天然のマカに微量に含まれるグルコシノレートは、マカの薬効成分の中心であり、ヒト成長ホルモンの分泌をうながすと考えられています。
また、グルコシノレートにも、ベンジルグルコシノレートのように、マカの栄養機能に積極的な役割をはたすものと、そうでないものとがあることがわかっています。ただし、マカのグルコシノレートはまだ不明な点が多く、完全には解明されていません。
最近では、グルコシノレート含有量を掲載している販売会社も多く見かけるようになりましたが、グルコシノレート含有量の測定方法は確立されておらず、測定しているのはそのほとんどが現地企業や研究機関、大学等であり、測定方法や測定場所によって、同じものでも測定数字にかなりの違いが出ているようです。
よく耳にするのは、ペルーの現地企業や研究機関によって測定され、グルコシノレート含有率○○%と表示されたものを、日本国内で計測し直してみると、まったく別の数値が出るという話です。また、グルコシノレートにも、ベンジルグルコシノレートのように、マカの機能に有効な役割をはたすものと、そうでないものとがあるのですが、それらが、無差別にあつかわれている例も多いのです。そのような現状から、マカのグルコシノレートの含有量表示はあまり当てにならないものと言えます。
マカのグルコシノレートも日本食品分析センターなど、信頼のできる機関で計測した数字でしたら信用できるのですが、残念ながらマカのグルコシノレートは日本食品分析センターでは計測できません。
マカショップでグルコシノレート含有量の証明書を掲載している場合、どこの機関が計測して、発行したものなのか? を知ることも大切です。海外の聞いたこともないような機関が発行した分析証明書では信頼性は低いからです。
一般的にグルコシノレート含有量表示には、大まかに分けて2種類があります。
1.総グルコシノレートの含有量を表示しているもの。
2.グルコシノレートの中でもマカの機能性に関わっているとされているベンジルグルコシノレートのみの含有量を表示しているもの。
1.の総グルコシノレートの量を表示している場合は、高い数字になっているケースが多く、2.のベンジルグルコシノレートの含有量のみを表示している場合は、低目の数字になっているケースが多いのです。
海外メーカーの規格書などに、次のように記載されている場合
「Maca glucosinolates 0.6%」などは、総グルコシノレートの含有量を表しています。
総グルコシノレートの量を表示している販売会社が、ベンジルグルコシノレートのみの含有量を表示している会社の数字と比べて、単純にグルコシノレートの量を比較している認識不足の業者も時々見かけます。
(注):グルコシノレートとベンジルグルコシノレートは全く別の成分です。